音楽と英語・一石二鳥! の巻っ!

🎵 こんにちは どらみです!
いきなり 古〜〜〜い写真 登場で失礼いたします(^^;)
どらみ 23歳。(若っ!)日本の音大卒業した9月から、以前も書いたように 不思議なご縁で、ハンガリーに1年間 音楽留学することになりました。(^^;)
↑の写真は、もう1年間のカリキュラムが終わりかけた頃。合唱指揮法の授業中。
🎵 奥のピアノを弾いてくれているのは、当時の所長、合唱指揮者、リスト音楽院でも 合唱指揮をメインに教えていた教授、Peter Erdei (英語風に読むと、ピーター・エルデイ)、手前側のピアノのブロンド美女は カナダの友人、ジゼルです。写真を撮ってくれたのは、もう一人のカナダ人親友、アリン。この合唱指揮法は 学生3名に 教授(所長)1名という、非常に贅沢、、けれど 猛烈に厳しい授業でした。
写真を撮って・・・という余裕は、ここでの生活にすっかり慣れて、厳しさの中にも、英語でジョークも言い合えるようになっていたから。
🎵 ↓の 動画は 留学から帰国して・・・私は もう二人の息子たちの母。(ふたりとも 小学生時代)
ハンガリーで メインに勉強していた 音楽教育研究所の創立周年記念で、夏 7月半ばに10日間くらい、記念セレモニー、レセプション、教授陣、予め立候補して学校から許可のおりた卒業生によるコンサート。そして、日ごとに時間を区切って、さまざまな ワークショップが行われました。 私は子どもたち(7月、まだ日本は夏休みに入る前)の学校に事情を伝えて学校を休ませ、前年に義父を亡くして元気なかった 義母も誘い、家族5人で14年ぶりに、政治体制も変わった ハンガリーへ。フライトなど 他の事情もあり、研究所の記念セレモニーと、翌日、混成4部合唱のワークショップに 参加しました。(所長、ピーター・エルディ、声楽、パウラ・ショモロイ(女性)、ピアノ、室内楽を習っていた ローランド・ハイデュ)
🎵 動画に写っているのは、懐かしい 先生方数名と、世界各国から集まった、この音楽教育研究所の卒業生です。
手に持っているのは、「その場で配られた」 混成4部合唱(mixed choir)の 楽譜。
皆、自国で学んだ後、この研究所で1年 ないし2年、または それ以上 学んだ かつての生徒たち。
けれど、私を含め、全員が 声楽専門なわけではありません。
🎵 夫が子どもをみながら、小さな ビデオカメラを手持ちで撮った動画なので、お見苦しい点も多々あるとおもいますが、「初見」で この配られたばかりの楽譜を、「アカペラ(無伴奏)」で 音を取り、所長の英語の指示を聞きながら、少しずつハーモニーを 作っていく過程を ご覧いただけたらとおもいます。
🎵 曲は ” Jubilate Deo ” Antonio Lotti 作曲 1600年代、かなり古い ラテン語の合唱曲です。
ユビラテ、ユビラテ デ〜オ〜♪ と 歌詞が聴こえてくると思います。
🎵 かつての生徒たち(オジサマ、オバサマになってる^^;) が、 初見で このように曲を作っていかれるのは、
歌詞がラテン語であろうがなかろうが、「英語」で 指揮している所長の指示がわかること、メンバー同士も初対面でありながら、 国籍や人種、年齢、性別に関係なく「英語」で お互い やり取りができるから・・とおもいます。
留学しなくても、音楽専門家じゃなくても 英語はできた方がいい!
🎵 現代は インターネットのおかげで、世界中、時差も関係なく 情報も往き来できるようになりました。
自分で 海外の情報を調べたりすることも こんなに便利になり 本当にびっくりです!
🎵 正直いうと、留学する前は、英語圏でもなし・・・ハンガリーの音楽留学に、そこまで高度な英語力は必要ないだろう、と たかをくくっていました。 授業は全て英語で行います、って、留学案内のぼろっちい(ごめんなさい!)パンフレットには 書いてありましたが。 うーん音楽だもの、中身がわかれば 大丈夫じゃないかな?
🎵 大学3年、4年は 週5日間、都内の英会話学校夜間部にダブルスクールで通い、そして 卒業後も、留学が決まるまで 春から夏は 同じ英会話学校(専門学校)昼間部に移籍して、英語漬けになっていたのだし・・。
すくなくても 自分のこと、身の回りのことを 日⇔英で 聴いたり話したりには、不自由しないはず、と思っていました。
🎵 が・・・・
ががが〜〜〜ん!!!!!
🎵 実際に現地へ行ってみたら・・・
最初1ヵ月くらい・・・部屋に 引きこもりしたい・・・くらい ダメダメでした。私〜〜^^; (涙)
(倒れ込んでる 画像 ほしい ——-!)
一番困ったこと・・・ 音楽で使う言葉の「英語」は習っていなかった!^^;
🎵 学校で この年、学生数は どうしたことか(こんな年は 後にも先にもなかったらしい)10名に至らず・・7名でスタート。途中、スーダンから 男女学生が数週間、ノルウェーの Tone(ツナ フィッシュじゃなくて、トゥナ)は 翌年に備え? 3カ月だけ一緒に勉強しました。隣国オーストリア、ザルツブルグの カール・オルフ研究所から 見学、一部参加で数名がやってきたり、移動はありましたが、通年では 7名くらい。 それに対して、指導してくれる教授陣は10名。 なんとも贅沢な ものすごく「濃い」時間を過ごすことに・・・。(汗)
🎵 入学手続きをして、校舎2階の ドミトリー(寮)の部屋に入り、奨学金の手配もOKということで ほっとしたのも 束の間・・・。
翌々日には、本格的な授業に入る前に、個人レッスン、全員で受ける科目を除き、合唱指揮法、音楽理論、ソルフェージュは、レベル別にクラス分けするので、筆記(writing)と 初見視唱(oral exam, sight reading, sight singing), そして メロディ、ハーモニー、リズム、教会旋法 を聴き取る試験、(aural exam) の 3種類、加えて実技試験。
専攻(私はヴァイオリン)、声楽(歌)、ピアノ(これは 日本から送った 録音音源(バッハ3声)でよい・と聞いていたつもり、、で、当日いきなり何か弾いて、と言われて もーれつ焦りました^^;)
🎵 筆記試験が もう明日、、という夜、内容はわかっているのに(日本語なら!)、簡単な音楽用語でさえ、英語にできないことに 気がついて(遅いだろ〜っ!^^;) めちゃめちゃ焦りまくり、ついには、ダイアンという、隣室のカナダ友人、知り合ったばかりなのに、 部屋にきてもらって、深夜まで、これ、英語だと どう言えばよい?
質問しまくり、しょっぱなから お世話になりました。 というか 迷惑かけてしまいました。。(ダイアン、ありがとう~!)
🎵 おかげさまで、超付け焼刃! だったものの、何とか クラス分け試験を乗り切り、レベル別の授業では、すべて
Advanced (上級)クラスに 入れていただきました。 ここからが また えらいこっちゃ! だったけれど。
まとめ
🎵 とにかく・・・・ 留学しなくても、音楽に限らず・・・
国によって 発音違ったり、使い方も ちょっと違うことあるけれど・・・
英語 できる方が 圧倒的に有利です!
🎵 このブログでも、時に音声を交え、ついでに 音楽の英語も覚えられちゃう!という 一石二鳥を めざすつもりでいます。
帰国後、音楽より先に、英会話を使う仕事が見つかり、その後も 音楽と英会話・・・二足わらじで 20年以上仕事してきたので、お役に立てるように がんばります。
それではまた。 SEE YOU!