柴垣節子ー音楽のBlog

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簡単手作り 🎶 エコなフェルト五線譜(キシュ・タブロー)の巻っ!

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音楽教育、指導法、理論系、一見難しそうに見えることが好きで得意な音楽家です。ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノを弾き、歌います^^♪ 音大卒業後、不思議なご縁で 1年間、ハンガリーに給費留学。 音楽の全てを 根本から鍛え直し、素晴らしい音楽教育法も学びました。 帰国後、結婚 子育てしながら、合奏団やオーケストラで演奏活動。 自宅の生徒さんたちには、それまで学んできた知識、教育法を 生徒さんひとりひとりに合わせてアレンジ、個性を大切に教えてきました。 1999年に急性心筋梗塞で 一時、音楽活動を休みましたが、2001年から再開。 07年に結成した女性4名の演奏ユニット「LIEBE(リーベ)」の ヴァイオリン奏者として、介護、福祉、医療の現場へ訪問演奏、チャリティコンサートの企画、実施。幼児連れのママ向けコンサート、近年は高齢、認知症、障がいのある方たち向けの音楽プログラムの選曲、時短練習法など、経験に基づいた オリジナルな方法をご紹介します。
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(2018.10.26   記事を修正いたしました)

こんにちは! どらみです!

 

🎵 私、書籍でもノートでも 「紙」モノが大好きなのですが・・^^

ノートや便箋なども、書き損じたら ゴミになる確率高いですよね。

🎵 今回は 音楽なのに、なぜ 「エコ」の話? と
突っ込まれそうですが・・・ 紙ゴミは減らせ、能力はアップ↗ という、
100均材料で、家でも作れる、簡単で有能なアイテムをご紹介しますね。

キシュ・タブロー(小黒板)って 何?

 

 

え? 何これ!?

 

これが、小黒板(キシュ・タブロー)っていうシロモノです。


🎵 100均一で売っている(これは正方形で ちょっとパリッと固め、ふにゅふにゅしてないもの)
フェルトに、油性ペンで等間隔に直線を5本 書いただけです(^^;)

 

🎵 最初は ト音記号も ヘ音記号・・・も使わず、五線という枠の中に、
別の色で 線の幅に合わせて丸く切り抜いた「音符」(の代わり)を、
指導者の まねをしながら 並べてみる・・・


🎵 遊びのような作業で、少しずつ 五線、音符・・に慣らしていきます。

 

音部記号(clef, clefs)  を書くのは 意外とむずかしい


🎵 子どもたちにとって、あのクネッとした曲線のト音記号も ヘ音記号も、普通の音符(♫、♩・・)を書くのも、最初は上手くいかなかったり、時間かかったり・・・

初めて見せて、お手本通りに書ける、っていうほど簡単じゃないのです。

そちらは 紙の上で 指導者が書いたお手本を なぞるところから、
少しずつ練習していくことにします・・・✐

🎵 ↓ こんな風に(ちょっと 中級以上向けに、ハ音記号(アルト記号)混ざっていますが。子どもたちには、ト音記号、少し慣れたら、ヘ音記号・・・から 読み書きできるようにしていきます。

🎵 書き順も ↓のように、どこを スタート地点にして書き始めるか
なぜ、それが大切なのかを 簡単なことばで説明した方がよいですね。

 

 

 

🎵 子どもだから 説明してもわからない、と、これを省略しない方がいいと思います。
いきなり 記号を書く練習することが多いのじゃないかと思うのですが、わかりやすい言葉で 簡単に説明した方がいいですね♪・・(私も 子どもの時、音部記号、クレフのカタチが どうして こんな曲線でできているのか 知りませんでした(^^;)

🎵 ↓の図は、ハンガリーの理論系テキスト(ベルタロッティ 56のソルフェージュ)、練習課題に入る前の解説部分から 一部引用させていただきました。

 

🎵 上段の ヘ音記号は、アルファベットの「F」が、いろいろ変遷を経て
今のカタチに 辿り着いたこと、記号が 五線の「:」が挟んでいる「線」の音が、「F」音名のF,固定ド、でいえば ファ、の音)を表しています。

 

🎵 下段の ト音記号は、アルファベットの「G」が、同様に いろいろ変化して、現在、おなじみのカタチになったこと、書き始めの「線」の音が 「G」音名のG,固定ド、でいえば、ソ、の音)を 表しています。

 

🎵  ここに出ていませんが、ハ音記号も、もともとアルファベットの「C」が変化して、縦にCを二つ並べたような形になり、中央の「くびれ!」の位置が、「C」音名のC,固定ド、でいえば、ド、の音)を 表しています。

 

 

 

🎵 子どもでも、大人初心者でも、音部記号の意味、簡単でも こうやって作られてきたんだ、五線に書く時の位置にも 意味があるんだ、とわかると、
何だかクネッとした形を書くことも、考えながら 少し丁寧になるようですよ^^

 

フェルトの五線 キシュ・タブローを使うメリット

 

🎵 まず第一に、タイトルにも書いたように、「エコ」=省資源!

五線紙(紙)、時間、消しゴム使って 書き直す手間も 減らせます!

 

🎵 紙資源である 五線紙とて、失敗で大量に使い捨てするのはもったいない!
指導者も、学ぶ側も 時間を有効に使いたい
🎵 初めて音符や五線に向き合うなら尚更、紙の五線紙に まちがえては消し、何度も書き直しさせる手間も時間も もったいない。

🎵 私が留学していた当時のハンガリーでは、紙質も消しゴムやペンの質も よくなかった、という事情もありますが、このフェルト製の五線(布?)、複雑な作業ができる前段階の生徒さんたちには、エンピツを持たなくてよいし、消しゴムも必要ない。

 

🎵 もしも まちがえたら、色のちがうフェルトを丸く切りぬいた「音符」を 並べ変えるだけ。
カンタンです!^^

 

 

🎵 ちなみに・・私が毎回見学していた小学校の生徒たちは、学校で配布されたのか? おそろいの濃いグリーン、 もう少し横に長いフェルトに、ミシンか 手縫いで 白いステッチを等間隔に5本、五線に見えるように作ったものを、いつも すぐ取り出せるように準備していました。

 

音楽の基礎力:読み・書き に役立つツール


🎵 子どもたちだけでなく、プロ、アマチュア問わず、大人でも、語学と同じように「音楽の読み・書き」(musical literacy)は、演奏(歌)の ジャンルやレベルを超えて、

とても大切と考えます。

🎵 留学中に 音楽教育の授業で教えてもらった ラテン語の言葉。

日本語にすると・・・

「言葉の読めない人に、言葉の文化がわからないように、
 音楽の読めない人に、音楽の文化は 育たない」

「楽譜を見た時、それを読んで”音符” を再現するのではなく、

   そこにある”音楽” を 再現することが 大切」

 

🎵 楽譜を見なくても、いわゆる「耳コピ」で、音楽を聴き取り、
あまり苦労せずに再現できてしまう人も 少なからずいますよね。

それは 素晴らしい能力!

 

🎵 私が ハンガリーで学んだ「音楽の読み書き(Musical literacy)  の ゴールは・・・

 

「👁見たもの(楽譜)が 👂 聴こえる(アタマの中で音が鳴らせる)」

「👂聴いたもの(音楽)が 👁見える(手元に楽譜がなくても、聴きとって アタマの中で 音符として再現できる)」

 

🎵 この 二つのゴールを目指して、できるだけ無理なく、
「聴く」と「読む」、「書く」も できるようにしていく。
読み書きが できるようになると、アウトプット → 歌う、演奏する力をつける練習も ぐんと時間を短縮でき、効率よく上達できるようになります。 これ、「歌う、演奏する」を「話す」に変えたら、語学学習と ほぼ同じですよね!
語学と同じように、聴く、読む、書く、歌う、演奏する・・・バランスよく上達するには、「音楽の聴き取り、読み書き」の習得は、良いことづくめなのです!

 

🎵 演奏する前に、まず自分のアタマの中に 音楽を先に聴く。
これは 楽譜の有無にかかわらず、演奏(歌)の 理想の完成形を
自分のアタマ(心)の中に作って、それから音を出しましょう! という
ことです。

音楽を 読む、聴く、書く、覚える・・・そして演奏(歌う)

もっと 音楽を楽しみたい あなたに・・・

そのためには、無駄なエネルギーや資源の消費を減らし↘

効率よく、音楽の いろいろなスキル、知識をたくさん身につける↗

そのための 第一歩・・・読み・書き に役立つ

小さな手作り 五線。

 

大人にも 使えるんですよ〜♪

大人愛好家や、指導者側の方たちにも、いろいろな使い方ができます。

 

 

🎵 子どもたちにも 大人にも・・・これはト音記号(G-clef, violin clef)
で、基本の「C」の位置を 五線上で確認。

(ここで使っている音部記号は、DIYショップなどにある、 薄い工作用の透明アクリル板に 油性マーカーで 五線のサイズに合わせた記号を書いたもの)

 

 

*へ音記号(Bass clef) で、「F」(下から4本目の線=第4線といいます)が、「F」の音ですよ〜 という 確認作業。

↓の ピアノの鍵盤でいえば、この「F」の音は、赤い「C」の印がついたところから、白い鍵盤を4つ 左(←音は低くなる)に移動したところです。

 

 

じゃあ、今度、この 2つの音は 何と何だろう? (答えは  ですが・・ その導き方は また別記事で🎵)

 

🎵 むむむ! ↑ これは・・・ 音部記号の書き方(点線なぞりから)に出てきた、ハ音記号

( 5線のど真ん中=第3線といいます。 に、縦並びの C文字に似た形2つの『くびれ!』がある この位置を アルト記号と呼びます)

ホントは ト音記号、へ音記号も 昔、今と違う線上に乗っかっているものがあったんですよ。今は使われていませんが・・。

🎵 ハ音記号の中で、このアルト記号、ヴィオラ弾きさんには プロアマ問わず 必須です
ト音記号で書くと、音が低めなので、五線の下に「加線(臨時の横棒・・ledger line(s) )を たくさん使うことになるし、 かといって、ヘ音記号(バス記号)にすると、今度は五線の上に 加線が多くなり 読みづらい。><

だから、なるべく 5本の線の中に 音符が収まるように、こういう記号も まだ使われているんですね〜!

ハ音記号の「お引越しバージョン?」は、使用頻度が高いものから、「アルト記号(第3線に くびれっ!)」「テノール記号 (第4線に くびれっ!)↓これです^^;)」

 

↑ このテノール記号は 音域の広いチェロ(普段はバス記号(ヘ音記号が多い)や、ファゴット(バスーン)、トロンボーンなどに、高い音が出てきた時、バス記号で読みづらくなると、臨時に出てくることもあり、読めた方がいいですね〜!

 

 

ハ音記号の「くびれっ!」が 五線の一番下、第一線にあるものを、
ソプラノ記号、といいます。今、あまり使われませんが、古い時代の音楽、楽譜などに たまに出てくることがあります。 ト音記号では「E、固定ドでは ミ」 にあたる音符が「C、固定ドでは ド」 の音になるのです。

 

 

↑ 今度は・・・ハ音記号の「くびれっ!」が 下から2番目の線=第2線にあります。
これは メゾソプラノ記号といいます。
やはり 古い音楽では、実際に メゾソプラノの歌の楽譜などに使われていましたが、現在は ほとんどお目にかかりません。

それなのに、なぜ ここで こんな風に紹介するのか?

アタマや指先を使うと ボケ予防にも 役立つから・・・(全くウソじゃないですが・・^^;)

 

まとめ

フェルトの五線譜=キシュ・タブロー。 エコで省エネ。 小さなお子さんから、大人まで、いろいろな使い方ができること、わかっていただけたでしょうか?

🎵  次回は、ここで キシュタブローを使いながら見てきた、いろいろなクレフ(音部記号=ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号)を読み書きできると、こんないいことあるぞ! という事実をご紹介しようとおもいます。
最後まで ごらんいただき、どうもありがとうございました。 またお会いしましょう~^^💕

 

 

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音楽教育、指導法、理論系、一見難しそうに見えることが好きで得意な音楽家です。ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノを弾き、歌います^^♪ 音大卒業後、不思議なご縁で 1年間、ハンガリーに給費留学。 音楽の全てを 根本から鍛え直し、素晴らしい音楽教育法も学びました。 帰国後、結婚 子育てしながら、合奏団やオーケストラで演奏活動。 自宅の生徒さんたちには、それまで学んできた知識、教育法を 生徒さんひとりひとりに合わせてアレンジ、個性を大切に教えてきました。 1999年に急性心筋梗塞で 一時、音楽活動を休みましたが、2001年から再開。 07年に結成した女性4名の演奏ユニット「LIEBE(リーベ)」の ヴァイオリン奏者として、介護、福祉、医療の現場へ訪問演奏、チャリティコンサートの企画、実施。幼児連れのママ向けコンサート、近年は高齢、認知症、障がいのある方たち向けの音楽プログラムの選曲、時短練習法など、経験に基づいた オリジナルな方法をご紹介します。
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